腰痛に効くツボ3選!痛みの軽減や予防に効果的
腰痛は仕事や普段の生活にも悪影響を及ぼし、なにかと悩みの種かと思います。
腰を痛めてしまった、そんなときは腰痛に効く「ツボ押し」を試してみましょう。
今回は、知っておくと役に立つ、腰のツボについて解説していきます。
腰痛に効くツボ押しで腰の痛みやその予防を行い、体全体のバランスを整えましょう。
腰痛の痛みの軽減にはなぜ「ツボ押し」が良いの?
東洋医学では病気を単独に捉えるのではなく、体全体の繋がりやバランスを整えることが重要としています。
ツボ療法も体内の「氣・血・水」のエネルギーの繋がりや巡りを大切にしてます。
さまざまな要因が折り重なって起こる「腰痛」にはツボ療法は向いてるとも考えられます。
「氣・血・水」とは
「氣」は身体を動かす生命エネルギー
「血」は栄養を身体に補い精神を安定させる
「水」は体液を表します。
このバランスは人それぞれ違うので、その人の体質が現れると考えられます。
この「氣・血・水」は季節や気温、気分など様々な環境や要因により、身体の不調や滞りが起きます。
腰のツボ押しで経路のエネルギーの流れをスッキリさせて身体のバランスを整えていきましょう。
腰痛に効くツボ押し3選紹介
それでは腰痛に効くツボ押し3選をお伝えします。
腰ツボ 「命門」(めいもん)
位置 背中側、おへその真裏の背骨の上のあたり
効果 腰痛や全身の不調を整える効果がある
命の門との名前の通り、生命エネルギーの出入り口となっています。疲れが取れない、元気が出ない方にもお勧めです。
更にツボの位置が両腎臓の真ん中なので、東洋医学でいう「腎」と密着な関係があります。腎氣が弱まると、腰や膝が痛みます。
腰痛だけでなく、全身の不調を整えてくれます。
命門のツボをゆっくり押しながら深呼吸しましょう。ツボを手のひらで優しく押さえ温めることも効果的です。
腰ツボ 「腎兪」(じんゆ)
位置 命門から指2本外側の左右 ウエストのくびれラインの高さ
効果 腰痛や更年期の様々な障害も緩和してくれる。
腎兪の名前の由来は「腎」を治すことから名付けられました。腰痛や坐骨神経痛に効果があります。
腰部の血行を改善し腰背筋の緊張を緩め、姿勢を整える効果もあります。
その他にも、生理痛、生理不順、更年期の様々な不調も緩和してくれる効果があります。
ツボ押しは仰向けに寝て膝を立てます。手でこぶしを作りツボに当てます、手はそのままにして膝を左側にゆっくりと倒します。
ゆっくり戻しましょう。右側も同じように行ってください。
腰ツボ 「志室」 (ししつ)
位置 命門から指4本外側の左右
効果 ぎっくり腰や生殖器系、泌尿器系の疾患にも働いてくれるツボ
室は部屋や蔵という意味 志は五行の中で「腎」が蔵するという意味で名付けられました。
ぎっくり腰や腰痛に対して効果があります。志室の周りが固くなっていることが多いと思います。そのような時はこの部分を緩ませましょう。
他にも、生殖器系、泌尿器系の疾患、夜間排尿、排尿困難などにも、アプローチしてくれます。少しずつゆっくりと改善が見られます。
両手でウエストを掴むようにして、親ゆびの腹を腰に当て、ゆっくり腰椎に向けて外側から内側へ押し込むように圧を掛けます。
スッキリするまで繰り返してください。その時は背筋は伸ばしておきましょう。
腰ツボ押しのタイミング
入浴後、入眠時のリラックスした時間帯がベストです。
押し方は優しい圧、心地よい圧や優しい強さで大丈夫です。
手のひらを使い温めてあげたりと「気持ちが良い」を心掛けましょう。
回数や時間は一人ひとり違ってきますので自分がスッキリしたら終了です。
腰痛の対処法は以下の記事でも紹介しています。
注意点
妊娠時
飲酒後
熱がある時
体調が悪いとき等
このような時は無理せず休んでください。
まとめ
今回の腰ツボ押しはウエスト周りのツボ3選を選びました。
腰痛改善にはさまざまな方法がありますが、腰ツボ押しで痛みの軽減、腰痛予防に役立ちます。
余裕がない時は今回紹介した腰ツボに手を当てて擦りながら温めてあげるだけでも良いでしょう。
それでも痛みが続くようでしたら、オールハンドで行うボデイケアを行っている当サロンに是非連絡頂けたら嬉しいです。
プロの施術でリフレッシュしてくださいね。
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