セルフで出来る足うらのつぼマッサージ!オススメ6選
「何だかだるい・・」「分からないけど、体の不調が続いている・・」このようなお悩みを抱えている方にお勧めしたいのが足つぼマッサージです。足裏には全身のあらゆる箇所に繋がるつぼが詰まっています。今回はセルフで出来る足つぼマッサージを解説します。
足つぼマッサージをお勧めする訳とは
本来日本人は裸足の生活を好む人種です。
日本家屋は海外と違って、靴を脱いで家に上がるように出来ています。
いつも足裏を刺激していたため、日本人の平均寿命が長いのではという理由もあるそうです。
足うらには約60~70ものつぼ(反射区)があります。足つぼを刺激することで身体の不調に効果があると言われています。
様々な身体不調に効果のある足つぼを刺激して血行促進、美脚つくりなどのために参考にしてみてください。
なせ足つぼは痛いのか
人はもともと裸足で凹凸の道を歩いていて、日常的に足うらは刺激があることが当たり前でしたが、現在は靴履き、平な道を歩く生活へと変化したため、足うらへの刺激がほとんどない状態です。
身体の不調がある時は足つぼは硬くなったりカサカサする為、足つぼを押すと痛みを感じやすくなっています。
足つぼマッサージがもたらす4つの効果
そこで足つぼがもたらす良い効果を4つ紹介しましょう。
①血行促進
血液は心臓から送られ、再び心臓に戻ってきます。重力に逆らって足から心臓に送りかえすには足の筋肉の収縮が必要です。足をしっかりと刺激することで血液は心臓に戻りやすくなります。
血行も促進され足のむくみの軽減にもつながります。足は第2の心臓と言われています!しっかりケアをしていきましょう。
②新陳代謝の活性化
血行が促進されてくると新陳代謝が活性化して、老廃物の排出は促されます。肌荒れ改善効果やむくみの軽減にも繋がります。
③反射区への刺激による各器官の活性化
反射区は毛細血管の集まりです。各器官と神経で繋がっています。そのため足つぼマッサージを行う事で各器官が刺激され活性化されるのです。
④自然治癒力の維持と向上
ストレスや疲れにより、体の免疫力や自然治癒力は衰えてしまいがちです。足つぼを刺激する事で自律神経の働きにアプローチしましょう体が整えやすくなります。
お勧めしたい足つぼマッサージ6選
足うらには沢山のつぼがありますが、今回お勧めする足つぼマッサージは6選です。
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
①老化防止、疲労回復にオススメ 「湧泉」
足うらには、沢山のつぼがあります。その中でも、老化防止や疲労回復に効くといわれているつぼがあります。
足うらの土踏まずの真ん中にある「湧泉」というつぼになります。
足の冷えを解消し、気力や生命力が湧くつぼになります。
位置は・・足裏の土踏まずの真ん中あたり
押し方・・*足うらから両手で包み込むように持ち両手の親指を重ねて、ぐっと押します。
*深呼吸しながら5秒位かけてゆっくり押し、5秒位かけてゆっくり戻します。
②様々な不調に効果がある 「Fのつぼ」
血流アップに効果があります。血流がアップすることで体中に酸素と栄養がいきわたりますので、様々な不調に効果があると言われています。アンチエイジング効果や肩こり解消にも効果がある「万能つぼ」です。
位置は・・親指と人差し指の間から垂直に下に伸ばした線と内くるぶしから伸ばした線が交わる場所です。
押し方・・気持ち良いと感じる程度で1分位じっくりと押すのが目安です。決して強く押したりしないでください。
③冷え性解消に効果的 「八風」
冷えはストレスによる自律神経の乱れや、運動不足なども原因の一つと言われています。リンパの流れが滞ると、むくみや体調悪化にも繋がります。八風のつぼは特に足が冷えて眠れない!そういう時に最適です。
位置は・・足の指のつけ根、水かき部分です。左右4か所あります。
押し方・・*親指と人差し指でつぼを挟み1か所につき5秒ずつ押してください。
*押し終わりましたら、親指と人差し指で各足指の側面を持ち上下にさするようにマッサージします。
④足うらマッサージでアーチ崩れを防ぎ、美脚をめざす
体は足裏で支えています。しかし支えるべき足のバランスが崩れてしまったら、自分の体重を支えられなくなると、ひざや太ももに余計な負担がかかり、全体的に脚が太くなる要因となります。体のバランスも崩してしまいますね。しっかり足うらのアーチを整えましょう。
マッサージのやりかた・・ストレッチのような動きです。足うらを鍛える様な動きとなります。指先を大きくグーパーと思いっきり広げましょう。タオルを床に置きそれを足のグーパーで手繰り寄せる事もお勧めします。
⑤表もほぐしましょう。甲のマッサージ
次は足の甲にも目を向けてみましょう。足の甲のリンパが詰まると、足の甲の骨が消えメリハリがなくなります。脚全体のむくみや美脚つくりにも有効です。オイルやクリームなどを使うと滑りも良くなり効果がアップします。
マッサージのやり方・・*手の指を足の指の間に差し込んで内側から外側へとくるくると足首を回します。かかとは軽 く支えてください。
*足の甲を包み込み両手の親指を重ねて足の甲の骨の間に指をなぞらせます。足先から足首方向へほぐしてください。力は入れないで下さい。
*最後に手の平で足の甲を足先から足首に向けて優しくさすってください。
⑥最後に快眠につなげます。「失眠」
なかなか寝付けない・・疲れているはずなのに・・ そういう時にリラックス効果、不眠効果、むくみや下半身の冷えにも効果があると言われています。このつぼは高ぶった神経を落ち着かせ、眠気を誘う効果があります。
位置は・・足うらのかかと中央の少しへこんだところにあります。
押し方・・片方の手で足首を持ち、もう片方の手でこぶしを作り失眠のツボを10回~20回軽くたたきます。かかとを湯たんぽに乗せて温めるだけでも大丈夫です。
足つぼマッサージのポイント
ここでは足つぼマッサージを行う前の大切なポイントをお伝えします。
足つぼマッサージ前のたいせつなポイント
足つぼマッサージは食後1時間以上経過してから行いましょう。食後は胃腸が落ちついてからマッサージを行うように意識しましょう。
飲酒後は行なわないでください!
お風呂上りなどはマッサージのオススメのタイミングです。
用意しましょう! ハンドクリーム
マッサージを行う場所にはクリームなどを使って滑りを良くした方が効果があがるところがあります。
アロマオイルやハンドクリームなど好きな香りと一緒に行ってください。
足にもしっかりクリームを塗り滑りが良くなるようにしましょう。
足つぼマッサージを行うにあたっての注意点
妊婦さんの場合は反射区を刺激した時に子宮などに刺激がいってしまう足つぼがあります。危険になりますので控えて下さい。
飲酒後は行わないでください。
飲食後はなるべく1時間以上開けてください。
けがをしてる時、とても疲れている時もやめましょう。
足つぼ押しは強い痛みを感じるまで押すことはせず、痛気持ち良い程度で行ってください。
まとめ
今回は足つぼマッサージのやり方を解説しました。足うらには全身の各器官に対応する反射区があります。胃腸の改善。肩こりの改善。アンチエイジング効果まで幅広くつぼがあります。ご自身の不調に合わせて足つぼマッサージをしてみてください。それでもすっきりしない時、疲れが残っていると感じた時は当サロンにお任せください。オールハンドでケアをします。疲れた時は頑張りすぎずメンテナンスを行う事は必要です。当店ではフットケア以外にも沢山のメニューをご用意しております。是非お問い合わせください。
手のつぼについても解説しています