肩甲骨ストレッチの効果って。。こんなに素晴らしい事だったなんて!!
肩甲骨周りの筋肉が解れると、血行が良くなり代謝も良くなって、顔色もトーンアップ!肩や胸も開きスッキリとした姿勢になります。夏に向け「凛」と立つ姿勢って素敵ですよね。今回は肩甲骨のストレッチについてお伝えします。
肩甲骨周りが凝り固まるとどうなるの?
肩甲骨周りには、様々な筋肉があります。
例えば。。 肩甲骨筋、広背筋、三角筋、菱形筋、僧帽筋 等です。
肩甲骨の動きをサポートしたり肩こりに関係するものなど、幾つかの筋肉で作られています。
現代人は肩が内側に入り込む傾向になっているように感じます。スマホやPCに向かう時間が増えているのが原因を考えられています。
そのため、姿勢を正すために肩甲骨周りの筋肉をほぐしてあげることが良いとされています。
肩甲骨が凝り固まるとこんな現象があると言われています。
こんな体の不調はないですか?
肩甲骨周りの筋肉が固まると腕が上がりにくくなるため可動域が狭まり、首こり、肩こりの等の体の不調が出てきます。それが悪化すると頭痛や眼精疲労、めまいや背中の張りにも繋がる可能性となります。
肩こりの不快感だけでなく、前かがみの姿勢からくる血行不良。それが悪化すると自律神経まで不安定になる恐れがあります。
痩せずらくなる
脂肪を燃焼させる細胞って聞いたことがありますか?それは「褐色脂肪細胞」です。
この褐色脂肪細胞は肩甲骨周辺に集まっていると言われています。
これが正常に働いていると代謝が上がり痩せやすいと言われています。しかし肩甲骨の動きが鈍かったり、開いていると褐色脂肪細胞が活性化せず痩せづらい体になってしまうのだそうです。
肩甲骨の状態をチェックしましょう
それでは今、ご自身の肩甲骨がどのくらい動くのか、チェックしてみましょう。
肩甲骨の動きは角度でチェック
片腕ずつ行ってくださいね。
①壁に背中をつけて立ちます。手の平は下向きにして腕を壁を這うように横に広げ肩の位置まで上げます。
②そのまま壁沿いに腕を上げてください。
痛みを感じなく無理ない所まで上げましょう。その角度をチェックしてください。
現在の肩甲骨の状態を判定はこちら
0~45度=ガッチガチ
肩甲骨周辺の筋肉がとても硬くなっているようです。肩甲骨の動きが悪くなっています。
45~60度=少し硬め
肩甲骨周辺の筋肉が少し硬くなっています。肩甲骨の動きもやや悪くなってきてます。
60~90度=問題はないです
しっかり、柔軟に動いていますね
実は肩と水平の高さまでは肩関節の動きだけで腕を上げることが出来ます。
それ以上になると肩甲骨の柔軟性が必要となります。
どのくらい腕を上げることが出来ましたか?
肩甲骨周りのストレッチをしましょう
ここでは肩甲骨のストレッチをいくつかご紹介します。一つの例ですので、ここに挙げたストレッチ以外も沢山あると思いますが、毎日無理なくコツコツ、すき間時間を使って出来るストレッチを紹介しますね。
先ずは肩甲骨を回します
右手は右肩に左手は左肩に乗せます。
そのままゆっくり腕を回します。
腕を後ろに回すときは肩甲骨を背中の中心に寄せるイメージでグッと引き寄せてください。
腕を前に回すときは背中を思いっきり広げましょう。肩甲骨を前に突き出すイメージです。
前回し、後ろ回しをそれぞれ10回ずつ行ってくださいね。
急がず、ゆっくりグーッと、背中と肩甲骨を意識しながら寄せてくイメージと広げるイメージが大事です。
座ったままでも出来る肩甲骨のストレッチ
座ったままの状態で腕を下げます。姿勢は正して足は床に付けて下さい。
そのまま手のひらをゆっくり外に開きます。前側から後ろに腕をひねる感じです。手の平が外に開きます。
そのまま深呼吸しながらゆっくり10秒キープです。肩の力も抜いてくださいね。そうすることで胸が開いてきます。腰は反らない様に気を付けてください。
実際には肩関節が前向きになっていたのが外向きに広がりますので、確認してください。
10秒キープすることでじんわり血流がめぐってきますよ。
3セット位行うとスッキリしますね。
首から肩の筋肉を伸ばします
右手を左耳の上の頭部に乗せます。そのままゆっくり斜め右前に頭を傾けます。力を入れずに左の首から肩さきが伸びた事を意識してください。出来れば左肩を下げて伸ばしてみましょう。肩から肩甲骨あたりも下がり伸びていきます。10秒キープしてください。左側も同じように行いましょう。
けっして手で強く下げたり反動を付けたりしないでください。頸や肩に負担が掛かりますのでお願いします。
肩甲骨ストレッチをするにあたっての注意点
頑張りすぎない
背中に張り付いた肩甲骨を短期間でほぐすことは体への大きな負担と筋肉がよりこわばる可能性があります。
頑張り過ぎると毎日行う事が心に負担となり、精神的にも追い込んでしまいます。
一か月後、二か月後どの位楽になるのかな?と楽しみながらゆったりとした気持ちで行いましょう♪
毎日コツコツ
毎日少しずつ・・例えば朝起きた時、寝る前、仕事の休憩中などちょっこした時間でコツコツやることをお奨めします。毎日続ける事で肩甲骨周りが動かしやすくなってくることを実感できるでしょう。
まとめ
今回の肩甲骨ストレッチはいかがでしたか?毎日少しづつ続けてみてくださいね。呼吸がしやすくなり肩周りや背中までスッキリすると思います。呼吸が楽になると血色がよくなり顔のトーンもアップします。姿勢もバランス良く綺麗になることでしょう。褐色脂肪細胞が働くと痩せやすくなりますね!
書いていて良い事尽くしだなってワクワクしてきちゃいました♪
私も投稿が終わったらまた、ゆっくり好きな音楽を掛けながらストレッチやろうかな(笑)
ご自身で行っても、もう少し肩甲骨をほぐしたいと思われましたら当サロンでは肩甲骨はがしを行っております。
無理な力任せで行わずゆるゆると緩ませながら肩甲骨周りが緩んできます。
是非お試しくださいね。